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2023年10月27日

愛知県内の各地域では、一部、二部など前年の成績によってクラス分けがされている。

愛知県、知多地区のジュニア年代は、自分の学年の成績によって4年時のリーグ結果で翌年以降のリーグが振り分けられていきます。

その後、5年時の成績によって入れ替えや降格、昇格もありながら県リーグや6年のリーグ編成に移行していく。

県リーグも5年の結果によって上位3チームが上がっていく。

今では当たり前なのだが、このシステムを県内最初に行ったのが知多地区なんです。

チーム数が少ないからやり易かったのもありますが、モデルケースとなっていきました。

その当時、競技委員長であった東光FCの鈴木さんとそれらしい話を技術委員長の立場であった私とグランドで井戸端会議のように話していたのが始まりでそれが現実となりました。

組織的に色々考えて仕組みを作ってくれた鈴木さんは凄いことしてくれました。本当に感謝です。

開始元年の監督会議では当初は、下位になるチームからは「俺たちは一部のチームとやれないのか?」とか意見もありましたが、10-0とかの試合は選手のためになるのか?

色々な立場で意見が飛んでいたのを覚えてます。

私の記憶では、最終戦で得失点差となり15-0だと優勝。とかそんな試合はいるのか?

相手はやる気ない?やられっぱなし?得点して「ボール持ってこい」って言っている。

気持ちが冷める状態を続けていく。こういうボールを持ってくるやり方はその当時から私は否定的でしたね。

このレベル分けのやり方が少し浸透して、各地区も知多がやってるから、この地区でもやってみよう。という感じで広がっていきました。今では当たり前になっていますけどね。

その当時からジュニアユースの前年度の成績で来期を戦うやり方というのは、ジュニアではやりたくはなかった。

シードなども今では当たり前ですが拮抗したゲームの方が上位、下位関わらずモチベーションも高くなります。

そのなかで競いながらそのレベルに応じて競技力も高まり技術的なことも含めて上がっていく。

トーナメントなども、振り分けられて行くので地区での潰しあいもなくなって実力あるチームが県大会に地区の代表として上がっていくことができます。

他の地区では、フリー抽選の所もあったりして、それはそれで地区のやり方なので・・・。

ジュニアの県リーグも全日は県大会のシードがあるため県リーグになった時点で全日は県大会から出られます。

フジパンもMUFGも代表決定戦では県リーグのチームは振り分けるので潰しあうことはない。

自分達の学年の力によって次の学年もリーグ振り分けられて行くのはいいことです。

ジュニアユースは前年度の学年の成績でリーグの位置がある。

今回のVOICEのように、立ち上げは四部スタートとなり、上げていくことの大変さを痛感しながら歴史を作っていきます。

ジュニアユースは、チームとしての総合力が試されるもので、今年は強いけど来年は弱い。とかあったら昇格してもすぐに降格する。

コンスタントにそこそこの選手を確保することやジュニアの選手を持ち上げていくことをしなくてはいけなくなる。

マネージメントをチームとして成功した所が上位にいる。というのが現状。

東海リーグのチームやトップリーグでやりたい。という選手はそこのグループにいるチームに加入していくためにセレクションを受ける。

いい選手が入ってきたらいい成績も修められる。という構図が出来上がってくるのは当たり前のこと。

上位のリーグに居ることがブランドにもなったり、ステイタスになることは間違いない。そこは、チームとして努力した結果でもある。

サッカーの質も指導力もあるなら、すぐに上にいけることも間違いない。

VOICEもそれを狙って頑張って育成している。

しかし、下のリーグでも新規の強豪チームなどもゴロゴロいるからすんなりと昇格することも大変です。

東京などは、3種のやり方をジュニアで採用している。

だから、ジュニアの段階で上位チームに人気があって人が集まる傾向なのだということを聞いた。

強いチームでやりたい。試したい。というのは、どのカテゴリーでもあること。

我々は勝つことも大切だが、やるべきことをやらせていきながら結果も伴うように努力させたい。

リーグ文化が定着してきたけど、先駆者の方々の努力は忘れてはいけない。

時代にあったやり方にこれからも変化していくのだが、取り残されないように日々努力していきます。



2023年10月26日

ジュニアユースの進路で、何を基準に考えるのだろうか?

どこのカテゴリーに属しているのか?

東海リーグ、愛知県トップリーグでというように、前年の成績や昇格、降格で人気も違ってくる。

複数あるチームなら、A.Bどちらに行ってもいいようにどちらのチームもできるだけ上位のカテゴリーにいるチームを選ぶ。

家から近くで自分で通えること。

送迎がやれないから、自分で自転車や公共交通機関使って行ける範囲。

環境が良いところ。

トレーニング環境でグランド、試合相手、指導者、仲間、先輩方など。

レギュラーで出られるか?

ここは、はっきりいって自分次第なのだが、背伸びしてやって失敗?というのは多々ある。

けど、Aチームのレギュラーではなくても、そこに行くための努力ができて次のステップへの地固めであれば、それはそれで成功なのかもしれない。

しかし、レギュラーで出場することがメインであるなら下のカテゴリーでやることの方がいいのかもしれない。

色々な条件があるなかで、どこがいいのか?体験やセレクションを沢山受けている選手も多いですね。

保護者面談しても、迷い迷いでセレクションに来ている方も多くいるし、取りあえず「合格」もらっても決めかねている方も正直多い。

他と競合したり、体験してレベルが高いとついていけないと自信なくなったり、色々な理由で辞退する方もチラホラいました。

はっきり言って、選手はどこでもまだまだ成長する!!

けど、育成についてはどこも同じではなくチームによって様々なので何を信じていいのか?

トップトップの選手であれば、何も迷うことなくどこでもチャレンジできる。そこは誰も否定はしない。

終わってみないと正解なのか?不正解なのか?

本人しかわからない。どう努力したのか?など。

保護者目線では、我が子を試合に出してくれる指導者はいい指導者。出してくれない指導者はよくない指導者?

いいチームは我が子を評価してくれて、悪いチームは何もしてくれない?

そんなレベルであって欲しくないけど、目の前の出た。出ない。勝った?負けた?

そこにしか興味がないのは悲しいことですね。

子供たちが指導者といい関係であり、信頼してトレーニングしその指導者やチームから学ぶものが得られるものが多いのなら、それは正解なのだと思う。

信頼もなく、アドバイスも知識も何も与えられずに時間が経過するだけだと意味はない。

育成とは?立場が違うとなかなか分からないことは沢山あります。

けど、預けたなら信頼して子供の成長を見守ってあげて欲しいね。

嫌なら、辞めていくだけ。それしかない。

毎度のことだが、我々は選ばれるクラブ運営をして、選手、保護者が納得して入ってもらえるように努力するだけ。

それが、指導者の質なのか?環境?成績?そこは人それぞれ。

ただ、言えることはVOICEに来て経験できる範囲は広いこと。

そこも、我々は大切にしている。勝てばいい。強ければいい。ではなく、やることやって拘っていけば勝てる。

体のみではなく頭も鍛えられていること。人としての成長も促していくこと。

勝つためのサッカーではなく、成果の延長に結果があればそれでいい。

チームとしては、その結果を受け入れて次に繋げていける環境を作ること。次に繋げていくことをやっているので、ブレずにやっていきたい。

まだ、チームを決めかねている選手は是非体験にお越しください。



2023年10月25日

どの年代も、試合見ていても技術的な所のミスで攻守が変わる。

ファーストタッチで意図しない所にボールを置くと次のプレーの選択肢を狭めていったり、次のプレーを変えなくてはいけなくなる。

または、コントロールミスから自分で方向を出してしまう。その結果、キャンセルできなくなると相手と競り合いになってボールを隠せなくなってロストする。

こんなことはジュニア年代なら良くある風景だが、高校年代でもあるんじゃないかな?

ジュニア年代からそこを拘ってプレーしてきた選手と何となくやって来た選手では選択肢の持ち方も違ってきている。

学年が上がればボールフィーリングも悪くなって柔らかいタッチはなかなかやれない。

VOICEの選手は、私が結構な力でボールを蹴ってもピタッと止める選手は多い。

止める=回転が止まる。

ということで伝えているので、そこを拘ってどこを触るのか?

パスが多くなるチームであれば、止めるや蹴るは必然と多くなり上達していく。が、そこに意識がなければやるだけで成長はするけど遅い。

たまたま成功、たまたま失敗。笑

ゴール前の攻防でも狭いスペースで勝負できるうちの選手は厄介な選手となる。

多くの試合でゴール前の狭いとこを抜け出して得点を奪った場面は多い。

だから、相手が中を意図的に閉めてきたら外を使えばよくて、そこの駆け引きをやれる選手が賢いことになる。

どちらにしても、局面の打開をするためにはドリブルもパスも大切だが、止めるというかコントロールの技術というのはとても大切。

ボールを差し込むためのスペースの作り方やタイミングも頭が必要。何を見てやるのか?

そこも分かってやってる選手と知らずにやってる選手では違いはある。

常々、私は選手に「確率」を高く求めます。1プレーを成功させるために準備や予測も大切なこと。

じゃあ、予測しろ!準備しろ!って選手は言われて何みて「基準」を設けるのか?

VOICEの強くなる秘密はそういったベーシックな所から差があるのかもしれません。

技術的なこと、戦術的なことはどこまでいっても追及するのだが、はじめの一歩から差がついてませんか?

出来ない!ではなくて知らない?というのは、成長スピードをあげられない要因です。m(__)m



2023年10月22日

10月21日(土)東浦みどり浜G

来週地区代表決定戦

VOICE A対セントレアA

まずは、県大会出場権獲得しよう。

来週は、新人戦代表決定戦前にJAあいちU10もあるので楽しみしかない。



2023年10月19日

保護者の役割は大きく3つ

1、費用の捻出

活動には、費用が必要。活動範囲によってチームの規模によって様々です。

2、送迎

自宅からトレーニング会場や試合会場などへの送迎は必要です。

VOICEでは、多少トレーニング会場への送迎も一部行っていますが、基本現地までの送迎は各自にて行っている。

※最近は、公共交通機関使って会場に来てくれる選手もいます。

試合の場合、知多半島外は基本チームバスにて移動してます。

3、選手の精神的サポート

子供たちは一生懸命プレーしてくれます。しかし、コーチからの要求など時には厳しいことも言われるかもしれない。

レギュラーもいればサブの選手も要るわけで、悩みや落ち込みなどもあるかもしれない。

一番のサポーターである保護者が、子供を励ましサポートしてもらいたい。

決して、ネガティブなことを選手に言って選手がサッカーと向き合わずに逃げたり、人のせいにしたりすることがないようにしなくてはいけない。

保護者が先導して批判発言などしていたら仲間やコーチとの信頼関係も成り立たなくなる。

プレーに関しては、預けた時間は指導者に任せてもらいたい。

※ここは凄く大切なところ。

保護者が子供を試合後に呼び出してダメ出しやアドバイスしている光景を色々なチームで見る光景です。うちの選手も見たことはあります。

が、そのアドバイスが子供を迷わせたり、親が子供に対して満足を得るためや「勝たせたい」「勝ちたい」気持ちが強ければ強いほど先走ってしまう。

子供を指導するのが我々の役目です。m(__)m

チームに預けたのなら、家に帰ってから子供と振り返りをするならまだ大丈夫。

だけど、戦略的なことなどだとしたらそれは意味のないアドバイスであったり、子供にとっても基準を変えてしまって、仲間同士とのタイミングなども合わなくなったりすることもある。

私以外のスタッフも全て、こう言った行動に対しては今後あったら注意していく予定。

勝たせたい。とか、我が子のために。って、思うのは構わないが、チームには指導者と仲間がいる。そこを大人が理解して欲しい。

多くのチーム指導者と話をするなかで、保護者との関わりで悩むチームや指導者が結構多く、悩みは意外と同じであったりすることもある。

子供のためにやってること、子供のために皆が思うこと。各役割、立場を理解して行動し素晴らしいサポーターになりましょう。

うちの保護者だけではなく、サッカーに関わる方への私からのアドバイスです。m(__)m

県大会などでもよく見る光景。勝ちたいのは選手であって、サポーターは「頑張れ」でいいのではないか?

必死にプレーしていないなら、叱ることはあってもいい。

秋も沢山の大会があります。楽しみにして大会に臨みましょう。

ベストサポーターよろしくお願いいたします。