10月28日(土)トヨタスポーツセンター第2
対名古屋グランパス 0-3
前半からチャンスを作って行くのだが、フィニッシュが弱い。
守備についてはある程度やれることは確認できた。0-0で頑張りきることはできたので、選手にはこのまま0-0で終わるなら前に出て負けても仕方ない。
もっとゴールに向かうように促した。後半、早々から押し込んで前に出ることができたけど、やはりフィニッシュが・・・。笑
何回徹底的な場面があったのか?1つでも入れていたら展開は違っていたが、そこがまだまだ課題です。
サイドのスペースを使われて先制され追加点を奪われたが、要因は分かっているので問題ない。
やはり、先に取られるとこのレベルになると厳しい。
次回対戦は、全日決勝しかお互い当たらないのでそこをモチベーションにあと1ヶ月頑張ろう。
残り2試合を勝ちきって3位以内を確定させよう。
今年のU11年代は、結構な確率で「今年のチームはいいよ!!」なんて聞くことは多い。
確かに、グランパスはじめアロンザ、ドリーム愛知、ヴェルダン、尾西、DSSなどレッドスターチやNagoya.SS、デラサルなどもいい。
カップ戦などで対戦してやられることもあるので、VOICEがこの年代愛知県トップに位置しているけど絶対王者てはない。
何故か?分からないけど、県大会になるとつよいんだよね?
個々の成長もあり、普段のトレーニングから厳しい環境なのがいいのだと思う。
県大会も色々な学年であるけど、VOICEとして過去にいい成績を残せてないのが新人戦です。
ベスト8まで来たのは確か2回しかない記憶だ。
全日準優勝、フジパン準優勝、MUFG3位、新人戦ベスト8、JA全農杯優勝、OKAYA優勝、サーラ優勝、ナカジツ優勝。
今回の新人戦が鬼門みたいだ。地区予選は毎回ほぼ通過はするのだが、県大会で最終日に残ることが1つの目標としてやらないといけない。
これまでのトレーニングの積み上げはもちろん、全国の仲間に胸を借りてここまで成長させてもらったことや、我々スタッフと保護者の協力で今があり結果が全てではないけど、成果を期待してそれが結果に繋がればいい。
まだ、この学年は公式戦県内のチームに負けたことがない。
この結果を新人戦まで続けられるのか?そこも選手の意地を見せてもらいたいものです。
愛知県内の各地域では、一部、二部など前年の成績によってクラス分けがされている。
愛知県、知多地区のジュニア年代は、自分の学年の成績によって4年時のリーグ結果で翌年以降のリーグが振り分けられていきます。
その後、5年時の成績によって入れ替えや降格、昇格もありながら県リーグや6年のリーグ編成に移行していく。
県リーグも5年の結果によって上位3チームが上がっていく。
今では当たり前なのだが、このシステムを県内最初に行ったのが知多地区なんです。
チーム数が少ないからやり易かったのもありますが、モデルケースとなっていきました。
その当時、競技委員長であった東光FCの鈴木さんとそれらしい話を技術委員長の立場であった私とグランドで井戸端会議のように話していたのが始まりでそれが現実となりました。
組織的に色々考えて仕組みを作ってくれた鈴木さんは凄いことしてくれました。本当に感謝です。
開始元年の監督会議では当初は、下位になるチームからは「俺たちは一部のチームとやれないのか?」とか意見もありましたが、10-0とかの試合は選手のためになるのか?
色々な立場で意見が飛んでいたのを覚えてます。
私の記憶では、最終戦で得失点差となり15-0だと優勝。とかそんな試合はいるのか?
相手はやる気ない?やられっぱなし?得点して「ボール持ってこい」って言っている。
気持ちが冷める状態を続けていく。こういうボールを持ってくるやり方はその当時から私は否定的でしたね。
このレベル分けのやり方が少し浸透して、各地区も知多がやってるから、この地区でもやってみよう。という感じで広がっていきました。今では当たり前になっていますけどね。
その当時からジュニアユースの前年度の成績で来期を戦うやり方というのは、ジュニアではやりたくはなかった。
シードなども今では当たり前ですが拮抗したゲームの方が上位、下位関わらずモチベーションも高くなります。
そのなかで競いながらそのレベルに応じて競技力も高まり技術的なことも含めて上がっていく。
トーナメントなども、振り分けられて行くので地区での潰しあいもなくなって実力あるチームが県大会に地区の代表として上がっていくことができます。
他の地区では、フリー抽選の所もあったりして、それはそれで地区のやり方なので・・・。
ジュニアの県リーグも全日は県大会のシードがあるため県リーグになった時点で全日は県大会から出られます。
フジパンもMUFGも代表決定戦では県リーグのチームは振り分けるので潰しあうことはない。
自分達の学年の力によって次の学年もリーグ振り分けられて行くのはいいことです。
ジュニアユースは前年度の学年の成績でリーグの位置がある。
今回のVOICEのように、立ち上げは四部スタートとなり、上げていくことの大変さを痛感しながら歴史を作っていきます。
ジュニアユースは、チームとしての総合力が試されるもので、今年は強いけど来年は弱い。とかあったら昇格してもすぐに降格する。
コンスタントにそこそこの選手を確保することやジュニアの選手を持ち上げていくことをしなくてはいけなくなる。
マネージメントをチームとして成功した所が上位にいる。というのが現状。
東海リーグのチームやトップリーグでやりたい。という選手はそこのグループにいるチームに加入していくためにセレクションを受ける。
いい選手が入ってきたらいい成績も修められる。という構図が出来上がってくるのは当たり前のこと。
上位のリーグに居ることがブランドにもなったり、ステイタスになることは間違いない。そこは、チームとして努力した結果でもある。
サッカーの質も指導力もあるなら、すぐに上にいけることも間違いない。
VOICEもそれを狙って頑張って育成している。
しかし、下のリーグでも新規の強豪チームなどもゴロゴロいるからすんなりと昇格することも大変です。
東京などは、3種のやり方をジュニアで採用している。
だから、ジュニアの段階で上位チームに人気があって人が集まる傾向なのだということを聞いた。
強いチームでやりたい。試したい。というのは、どのカテゴリーでもあること。
我々は勝つことも大切だが、やるべきことをやらせていきながら結果も伴うように努力させたい。
リーグ文化が定着してきたけど、先駆者の方々の努力は忘れてはいけない。
時代にあったやり方にこれからも変化していくのだが、取り残されないように日々努力していきます。
ジュニアユースの進路で、何を基準に考えるのだろうか?
どこのカテゴリーに属しているのか?
東海リーグ、愛知県トップリーグでというように、前年の成績や昇格、降格で人気も違ってくる。
複数あるチームなら、A.Bどちらに行ってもいいようにどちらのチームもできるだけ上位のカテゴリーにいるチームを選ぶ。
家から近くで自分で通えること。
送迎がやれないから、自分で自転車や公共交通機関使って行ける範囲。
環境が良いところ。
トレーニング環境でグランド、試合相手、指導者、仲間、先輩方など。
レギュラーで出られるか?
ここは、はっきりいって自分次第なのだが、背伸びしてやって失敗?というのは多々ある。
けど、Aチームのレギュラーではなくても、そこに行くための努力ができて次のステップへの地固めであれば、それはそれで成功なのかもしれない。
しかし、レギュラーで出場することがメインであるなら下のカテゴリーでやることの方がいいのかもしれない。
色々な条件があるなかで、どこがいいのか?体験やセレクションを沢山受けている選手も多いですね。
保護者面談しても、迷い迷いでセレクションに来ている方も多くいるし、取りあえず「合格」もらっても決めかねている方も正直多い。
他と競合したり、体験してレベルが高いとついていけないと自信なくなったり、色々な理由で辞退する方もチラホラいました。
はっきり言って、選手はどこでもまだまだ成長する!!
けど、育成についてはどこも同じではなくチームによって様々なので何を信じていいのか?
トップトップの選手であれば、何も迷うことなくどこでもチャレンジできる。そこは誰も否定はしない。
終わってみないと正解なのか?不正解なのか?
本人しかわからない。どう努力したのか?など。
保護者目線では、我が子を試合に出してくれる指導者はいい指導者。出してくれない指導者はよくない指導者?
いいチームは我が子を評価してくれて、悪いチームは何もしてくれない?
そんなレベルであって欲しくないけど、目の前の出た。出ない。勝った?負けた?
そこにしか興味がないのは悲しいことですね。
子供たちが指導者といい関係であり、信頼してトレーニングしその指導者やチームから学ぶものが得られるものが多いのなら、それは正解なのだと思う。
信頼もなく、アドバイスも知識も何も与えられずに時間が経過するだけだと意味はない。
育成とは?立場が違うとなかなか分からないことは沢山あります。
けど、預けたなら信頼して子供の成長を見守ってあげて欲しいね。
嫌なら、辞めていくだけ。それしかない。
毎度のことだが、我々は選ばれるクラブ運営をして、選手、保護者が納得して入ってもらえるように努力するだけ。
それが、指導者の質なのか?環境?成績?そこは人それぞれ。
ただ、言えることはVOICEに来て経験できる範囲は広いこと。
そこも、我々は大切にしている。勝てばいい。強ければいい。ではなく、やることやって拘っていけば勝てる。
体のみではなく頭も鍛えられていること。人としての成長も促していくこと。
勝つためのサッカーではなく、成果の延長に結果があればそれでいい。
チームとしては、その結果を受け入れて次に繋げていける環境を作ること。次に繋げていくことをやっているので、ブレずにやっていきたい。
まだ、チームを決めかねている選手は是非体験にお越しください。