あるある話。

2022年11月10日

今回は、過去にもあったり他のチームの指導者仲間から聞いたあるある話。

レギュラー(スタメン)にならなかったら辞めさせる。

子供が親から期待されているのは、どの選手もあると思います。しかし、保護者が子供が楽しめない状況を作ることがある。

試合に出た。出ない。の価値観でしかものを見られない。

確かに観戦に行って我が子のプレーするところは見たいのは当たり前。

だけど、試合の状況によっては出してあげられないことも多々ある。

※公式戦や強化マッチなどよくあること。

トレーニングマッチなどでは勝ち負け関係なくチャレンジしてもらうことは多々ある。が、そこでの評価が公式戦のレギュラー争いに関わる。

また、トレーニングから指導者は見ているのでその選手一人一人に対して我々も評価をしていかなくてはならない責任もある。

出た。出ない。の所の評価は簡単だけど、何がチームのためにやれたのか?

チームのなかの一人。というのが私の考え方なので、一人のためのチームでは決してない。

団体競技である以上、レギュラーもあれば補欠もある。チームのために何ができたのか?チームは、どうだったのか?などを子供との話では、そういったところの話をしてくれるといいのかな?って思います。

遠征費も払っているから平等に扱え。

均等に試合に出すべき。というのは、私はない。

平等は、携わる時間は平等にあるけど出場時間の平等はない。

そこを勝ち取るためには、やはり日頃の努力や行動が全てだと思う。

指導者はそう言ったところにもアンテナを張って、選手を評価してあげることも大切な役割。

毎回、スタメンも同じでもないので刺激をどうやって与えるのか?

言葉使いは悪いかもしれないが、心に届くものを与えないといけない。と、私は常に思っている。

そこを選手が向き合っているので、保護者はそこを受け止めながら励ましてあげることが大切であり、選手を追い詰めることはしてほしくない。

親のために頑張る選手。認めてほしくて、期待に応えたくて頑張る選手。とても多いです。

だからこそ、保護者には子供が勇気をもって頑張れる後押しをしてもらいたいが、出られないことに批判したり、それが我が子のみでもなくチーム、指導者、仲間、保護者などに、矢印が向いたら危険です。

そうなったら、末期です。笑

チームとの信頼関係を失ったり、保護者同士で誹謗中傷したりしていたら辞めるべきタイミングです。

どこの指導者も結構悩んでいることは同じです。

選手のことならまだしも、保護者の関わりやチームとの距離で悩むことが多いのも事実。

ベストサポーターとは、何を指すことなのでしょうか?

チームと、選手との関わりをどうしていくべきなのか?子供に何をさせたいのか?

楽しくやること?勝つこと?仲間作りをすること?からだ作りをすること?

そのチームに何を求めているのか?を選手、保護者が考えて行動してお互いに成長のために努力していける環境作りは大切です。

お互いに大切なことは「信頼関係」しかないのです。

ただ、チームの方針は変わらないので、そこに沿わないのであればチームは沢山ありますから、移籍することを勧めます。

私達も、選ばれるクラブとして環境を整えながら努力していきたいと思います。

主役は「子供たち」であり、大人はそのために何ができるのか?

送り迎え。費用の捻出。そこは当たり前の最低限の親の責任。

あとは、我が子との向き合い。多くの方との関わりのなかで我が子が成長していることへの喜びを持ってくれたら嬉しく思います。

私達指導者も、そういった方々に感謝しながら協力して選手育成に努力して行きたいと思います。

ジュニア年代は、「結果」が全てではない。「成果」を求めて次のカテゴリーに繋げたいですね。