全農杯総括

2024年3月11日

これまでも愛知県代表となり、幾度となくこの大会に参加してきた。

言えることは、愛知県大会を勝ち上がることがとても厳しいという現実を毎回思う。

観光バスで会場に乗り込んで気持ちはプロ?笑

各県の代表が2チーム東海大会に参加できることになってから、昨年も3年前も参加してきている、

しかし、優勝ということを達成できなかった東海地区初制覇という偉業達成!!

全国という舞台に3年前に初めて立ったことはあるが、指導者人生で何回も行ける舞台ではない。

知多地区でジュニアでJFA主催の公式大会で全国大会に行ったのは、30年くらい前の全日で東海SSが一度と三年前のJA全農杯でVOICEが行った2度しかない。

3年前に全国大会初出場を決めたあの時にスタンドで応援しながら先輩達の輝いた姿に憧れていた選手が今回ピッチで結果を出してくれた。

VOICEは、ボールを持った選手が主役であり「駆け引きを楽しめる選手」を育成することを目指してからこのような結果が着いてくるようになった。

細かなことは、また体験に来てくれた時に少しお話しします。笑

ヤフーニュースにもすぐに掲載されてたね。

この大会は、3ピリオドのレギュレーションで最低16人が必要であり、チームとしての総合力が試される。

VOICEは、この5年は22人いて20人登録のため全員がピッチを踏めない。

しかし、バックアップメンバーとして観戦して声を張り上げて応援してくれた。

ピッチに立ってないベンチの選手もピッチに声を張り上げて仲間を応援していく。

そんな素晴らしい雰囲気のチームはやっぱり強いです。

崩しに入ったときのVOICEらしいボールの動きと連動性などは見ていても面白かった。

参加しているチームの中で、やっていることが明確になっていることや技術的なところの精度が高いためミスが少ない。

駆け引きをして目的をしっかりと持ちプレーしてくれていたので、確率の高いことができてました。

特に、DFラインになった選手のビルドアップなどは落ち着いて止める、蹴るの所や相手を観て決断できてました。

逃げではなく、攻撃的なパスであったり相手を動かすためのドリブルなど意図を感じるプレーが多かった。

2ndキーパーは、本業ではないがチーム内から信頼を得ていてGKとして今回は登録している。

これが、初戦のK-GP戦の第2P終了間際にPKを与えてしまった。が、それをストップしてくれた。

3-0からであったが、ビックプレーであり流れを作ってくれたことで私はこのGKをMVPにしたい。

いつも脇役になっていた選手がこの日は主役になることが多くて、得点が欲しいときにこぼれを押し込んだり、ミドルシュートを決めたり活躍してくれた。

ショウマ、ヨウタ、GKユウタ、ケイ、ヤマト、レンなど言い出したらきりがない。

あの雰囲気の中で1プレーを成功させるために相手を見て何を選択するのか?

痺れるゲームの中で私は昼食も食べられず、胃が痛い。確か水分も取ってなかったんじゃないかな?

優勝しての感想は、勝って当然のゲームプランをしっかりと実行してくれた選手に感謝。

プラン通りにならないからサッカーは面白いのだが、イレギュラーをほぼ作らなかった守備の力や献身的な運動量と背後を奪う動きなど指揮を取りながら選手のプレーに感心することの方が多かったね。

3ピリオド制は、勝ち負けの所で私の采配が3割くらいは違ってくることもある。相手との情報戦であったり、出場する選手の配置であったり。

そこで分析班を同時の試合の逆やまに配置したり、会場でも常に情報戦は行った結果が優勝という結果に直結したことは間違いない。

サポートしてくれた松下、横井コーチ。若手の戦略分析してくれたコーチ。

応援団をまとめてくれていたコーチ。

など、みんなの想いが全国大会に行くため!東海大会で優勝するために行動してくれた。

周りのスタッフの協力も大きな要因でもあり、ONEチームであったと思います。

3ピリオドだとか、他の大会とレギュレーションが違うからとかどうでもよくて、VOICEがこの大会の東海地区の優勝チームであり各県の代表チームに勝って全国大会にいくという事実は変わらない。

写真だと分からないかもだけどデカイ。

得点12、失点1これが全て。

記憶は忘れ去られるけど、記録はずっと残る。

この学年の最終目標は鹿児島になる。そこを達成したら私は引退だな。笑

今でも昨年の豪雨がなければ!!って、タラレバじゃなくて、この会場に到着したときに頭をよぎる。

昨年は負けてしまったからこそ得たメンタルもあったのは事実。

今年は、やることやったら負けない!ということを選手が証明してくれた。

待ってろ日産スタジアム!!

指導者として再度全国大会の舞台に立つことが出来るのは選手たちのお陰であり、VOICEらしさというのが、育成面で成果が結果に繋がっている。

色々な取り組みを今後展開していくことも考えているので期待してください。

全国大会も東北、関西、東海大会が決まっていて対戦したことのあるチームが多いというのもVOICEの歴史を感じます。

あとはやるだけ!!

全国大会に出るのが目標ではない。全国大会で勝つことを目標にギアをまた上げていきます。

全国の仲間にもいい報告が出来ることはとても嬉しい。

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