トレーニング

2015年6月24日

月曜日のU10~9トレーニングを担当しました。
同じトレーニングをするのだが、ただボールを触る選手と試合を想定しながら行う選手では全く違うものになっている。
ボールをもらう動きもただ近寄ってHEY!と呼ぶのもあるし攻撃方向を意識しながら体の向きを変えたり、出した後に角度を変えたり、出す前に自分の周りの状況を把握してターンしたり・・・。
言い出したらきりがないのだが、何を選択するのか?そのための準備のトレーニングであり、フリーのパス回しには色々なことを試すことが出来る。
そんな時間に歩いて足元にもらい、来てから周りを見てドリブルを長くしている選手はダメだな!

私は、フリーのパス交換で長くボールを保持している選手への評価は、周りが見えていないから出せない。ボールを保持してドリブルを否定していない。
ただ、トレーニングの狙いを理解出来ていないのか?VOICEのコンセプトを理解出来ていないのか?どちらにしても状況を判断出来ていないのは間違いない。
試合でも同じで、ドリブルしながらパスコースがないと文句を言っている選手を見かけると、パスコースはあったのに出さなかった?出すタイミングもあったのにしなかった?わからなかったためになくなった?可能性もある。なかったら、強引に突破をした方がいいのか?やり直すためにキープし後ろからの展開をした方がチームとしてよかったかもしれない。そこを考えられない選手にはアプローチをかけ続けないといけない。

消極的なことに捉える方もいると思うが、強引にやる場所とやってはいけない場所はある。サッカーを理解していれば分かることだが、ドリブルがチャレンジで人を抜くことが全てではない。パスは逃げではない。VOICEでは、積極的な攻撃的なパスをやらせている。逃げのパスは私もあまり賛同しない。

チビリンメンバーは4対4~6対6のGK付きをその他のメンバーは、6対3のポゼッションをやりました。
3年のチビリンに登録していない選手の成長は感じますね。何が変わったのか?足元の技術は当然としても、やはり状況の判断が良くなっている。何を選択するのか?どこにいけばいのか?相手は何を狙っているのか?切り返しや引き技など局面の駆け引きは面白い場面が沢山あった。

チビリンメンバーは、ただドリブルしたい選手も多く、ドリブルをしてはいけない!!のではなく、場面を考えて欲しい。パスが良いことでもない。らしさは追求させたい。
チビリンまでの短い間となりますが、怪我なく体調万全にして本番を迎えたい。