今年もあと少し

2025年12月18日

トレーニングから少しずつ成長していく選手を見て1年があっという間に過ぎていく。

今年も残すところあと数日となり、ジュニア育成、レベルアップスクールの選手と向き合いながら1年が過ぎていきます。

ルーティーンは、育成とレベルアップも同じメニューで入る。

そこは、当たり前のことだが「止める」技術が必要となるからだ。

サッカー選手である以上、ボールを扱うのにボールに扱われて方向を出してしまっては次のプランが変わってしまう。

コントロールを失うと次に何を見るのか?

当然、ミスしたのだから「ボール」を見ることになる。

顔が上がらずに下を向いた瞬間、遠くへの展開はなくなる。

スピードを上げてボールをコントロールするにはどうしたら良いのか?

など、アドバイスしてやってみるとコツをつかめば後は回数をこなして行けば自分のものとなる。

しかし、ミスした時になぜ?を知らない選手や何となく誤魔化してやっている選手はまた同じことが起こっても何故なのかを理解できない。

知っているか?知らないか?

そこで成長スピードは全く違ったものになっていく。

そこを拘ったり、分かりやすい言葉で伝えていくことが出来る指導者にならないといけない。

チームとしても個人としても成長スピードも違ってくる。

当たり前のことを理解することはこの年代は大切なことであり、沢山ボールを触ることは悪くはないが、感覚だけでやっているより知っていてやっていく方が効率的でもある。

トレーニングの順番待ちでも、仲間のプレーを見て「遅い」とか「ナイス」とかなぜ?が理解することは頭の整理が出来ているということでもある。

VOICE は、キッズ年代からの積み上げをメインにらしさを持って取り組んでいる。

速い展開だったり、背後を崩しに行ったりやらなければいけないことを個人もグループも同じ基準で戦えていることが強み。

再現性のある局面を何回も作り出せるのが強さにも繋がっている。

学年によっては、キャラクターも違うし身体能力も違うけど、今年は県大会出場しベスト8近くまで押し上げて行けるようになってきた。

愛知県トップを取るには、キャラクターも身体能力も兼ね備えた学年じゃないとなかなかたどり着けないのも事実だが、中間層の選手でも頭の整理や理解をすることで飛躍的に成長することはある。

地道な積み上げが最後は少しの差になって、勝ち負けのところでも影響することを我々は多く学んできた。

VOICE のサッカーは、強制で型にはめていくサッカーではないので、相手を観て判断して駆け引きしていくので、責任持ったプレーをしっかりと成功させていくこと。それを連続して行けば結果もついてくる。

確率の高いプレーの選択のなかで、精度を上げていけば負けない。

逆に、やってはいけないこと。ボールを失う時は必ず何かをやらかしてしまう。

それを理解していれば、次からは修正が出来てくる。

あとは、失敗した時に全力で取り返しに行くことや速く下がることなどフォローしてもらった選手が全力で走ることをしなくてはいけない。

そこを怠ると信頼関係も悪くなっていくこともある。

コツコツと積み上げてきたものが身になって、自ら観て判断して実行できるとサッカーは楽しく、もっとやる気になっていくと思う。

冬休みも色々とイベントもあるので体調管理して参加してください。