2024年大会を見事初優勝で終えたVOICE
ここにたどり着くまでに色々な努力もあり、葛藤もありながら「頂」に到達しました。
フジパンカップ東海大会優勝することを目指して臨んだ県大会でDSSに敗れる。
夏休みも多くの全国大会(ワーチャレ、プレミア)を経験して、ある程度の自信も持って大会に突入した。
しかし、グループのところをJA全農杯が終わって一旦解体し個々のところを上げていくことに舵を切った。
そこはある程度成功して中堅層以下の選手は格段と上達してくれた。
トップトップの選手は、100%でなく80%程度の強度でやっていたこともあり動き出しなど遅くなっていた。
フジパン敗退でそこに課題をもらい、グループのところでの判断の速さ、切り替えの速さを研ぎ澄ましていく。
トレーニングからグループを作り、ある程度に分けていきながらスピードと精度、判断のところをやっていく。
大会に入って、1回戦からそのスピードの差で相手の背後を奪うサッカーで勝っていく。
2回戦がこの大会一番苦しいものになって、フェルボールB相手に2-0としてから2-2の同点に追い付かれる。PKで勝ち上がったが、終わってみたらこのゲームが苦しかったと選手達も言っていた。
3回戦の愛知一宮は、フィジカルがあるのでどこで勝負するのか?
技術と攻撃のスピード勝負にして、時間と共に落ち着いて次々に得点して勝利。
準々決勝では、東海スポーツと対戦。流れはあったがミスから先制され、すぐに追い付き追い越して勝ちきった。
準決勝、決勝の内容は、ブログでアップした通りです。
絶対勝つんだ!という選手の決意と意地、覚悟はアップからも感じる。
全国大会に出たことのあるチームでないと、あの雰囲気はわからない。
全国の舞台に帰るんだ!もう一回行くんだ!っていう気持ち。
決勝でも、グランパスが優位だと多くの方が思っていたでしょう。
今までの対戦や相性はVOICE優位だと思うが過去のことは過去のことで目の前の対戦が全て。
いい試合をして内容が良くても勝たなければ意味がないこの舞台。
何回も経験し、度胸のあるうちの選手の闘志はさすがでした。自慢の2トップの運動量と松下の中盤の作りからDF陣が飛び出して躍動した。
決勝の後半残り6分くらいかな?左サイドをDF西川が上がって、ゴール前にアーリークロスを入れた。
走り込んだのはDF下谷であり、コントロールしたので相手にシュートブロックされ惜しい場面でした。
両翼のサイドバックがかけ上がって、最後のフィニッシュもサイドバックというVOICEらしい攻撃スタイル。笑
決勝ゴールもDF山田からの一本の凄いパスをFW伊藤が見事にコントロールしてPK獲得。
もらったPKを蹴らしてくれ!ってボール持ってセットしたが、キャプテンが蹴るのがルールなので仕方ない。
けど、FWとしてはそういった気持ちがあっことは嬉しく思う。
全国大会も強豪が集う素晴らしいものになるのだが、愛知県を背負って戦うことはない。
VOICEらしく、勝負して相手との駆け引きを楽しみながら最後まで頑張ってもらいたい。
ここに来るまで色々な経験し、全国の仲間と切磋琢磨し勝ち取ったこの鹿児島行きの切符。
夏のソブール杯で鹿児島に行き、ここに帰ってくるんだ!と自分にも言い聞かせてきたこの何ヵ月。
選手の努力、それを支えてくれた保護者、サポートしてくれたスタッフ。
しっかり最後まで大きな声で後押しくれたバックアップメンバー。後輩たち。
結果を出すことで報われた瞬間でもある。
勝てばいい!でもなく、やって来た成果が結果として結び付いてくれたことは素直に凄いこと。
フジパン王者DSS、新人戦王者グランパスをしっかりと勝ちきっての優勝だから大きな意味がある。
ラッキーとかでもなく、真のチャンピオンとなり王者の勲章を手に入れることができた。
正直、最終日のこの2チームを撃破しないとたどり着けない優勝というのはしんどい。
この結果で、3年~6年すべての学年で愛知県の頂点に立つことが出来たことも凄いことでもある。
凄いことをやってのけた選手。素晴らしい。
やって来たことのスタイルも含めて、結果で証明してもらえたと思っている。
この5年で胸に県大会、東海大会優勝の星が6個目。凄いことだ。
応援していた後輩たちが、またこのような景色を作ってくれるのか?
これからの努力にも期待しながら楽しみにしておきたい。
この冬チームとしても、新人戦、ナカジツもある。少しでも上を目指してサポートしていきたい。