止める技術の差

2023年10月25日

どの年代も、試合見ていても技術的な所のミスで攻守が変わる。

ファーストタッチで意図しない所にボールを置くと次のプレーの選択肢を狭めていったり、次のプレーを変えなくてはいけなくなる。

または、コントロールミスから自分で方向を出してしまう。その結果、キャンセルできなくなると相手と競り合いになってボールを隠せなくなってロストする。

こんなことはジュニア年代なら良くある風景だが、高校年代でもあるんじゃないかな?

ジュニア年代からそこを拘ってプレーしてきた選手と何となくやって来た選手では選択肢の持ち方も違ってきている。

学年が上がればボールフィーリングも悪くなって柔らかいタッチはなかなかやれない。

VOICEの選手は、私が結構な力でボールを蹴ってもピタッと止める選手は多い。

止める=回転が止まる。

ということで伝えているので、そこを拘ってどこを触るのか?

パスが多くなるチームであれば、止めるや蹴るは必然と多くなり上達していく。が、そこに意識がなければやるだけで成長はするけど遅い。

たまたま成功、たまたま失敗。笑

ゴール前の攻防でも狭いスペースで勝負できるうちの選手は厄介な選手となる。

多くの試合でゴール前の狭いとこを抜け出して得点を奪った場面は多い。

だから、相手が中を意図的に閉めてきたら外を使えばよくて、そこの駆け引きをやれる選手が賢いことになる。

どちらにしても、局面の打開をするためにはドリブルもパスも大切だが、止めるというかコントロールの技術というのはとても大切。

ボールを差し込むためのスペースの作り方やタイミングも頭が必要。何を見てやるのか?

そこも分かってやってる選手と知らずにやってる選手では違いはある。

常々、私は選手に「確率」を高く求めます。1プレーを成功させるために準備や予測も大切なこと。

じゃあ、予測しろ!準備しろ!って選手は言われて何みて「基準」を設けるのか?

VOICEの強くなる秘密はそういったベーシックな所から差があるのかもしれません。

技術的なこと、戦術的なことはどこまでいっても追及するのだが、はじめの一歩から差がついてませんか?

出来ない!ではなくて知らない?というのは、成長スピードをあげられない要因です。m(__)m