少しの差

2025年6月15日

公式戦も地区大会や県大会、地区リーグ、県リーグなど春先から始まって2ヶ月が過ぎる。

キッズ年代から積み上げてきたものをどれだけ試合で発揮できるのか?

ドリブル、パス、シュートなど相手の状況を観て、判断し決断していく。

そこには、絶対的な精度が必要になってくる。技術がなく適当なプレーは試合では通用しない。

そのためにトレーニングして試合で発揮することができるのか?

そこの積み上げやグループとしての完成度も必要になってくる。

ひとつのミスであったり、ボールを置く場所などで選択肢が変わったりする。

サッカーはイレギュラーが常に起こるスポーツでもあり、その中で選択肢も幾つか常に持たないと時間が限られる中なので打開出来なくなる。

その一瞬を見逃さずにやりきれる技術、メンタルは必要な要素でもある。

全国に行った年代や東海大会に出場した年代はそこは試合に出場するメンバーは持っていたね。

日頃からのトレーニングの質や仲間の意識の部分が研ぎ澄まされていくと試合を想定したトレーニングとなり、刺激あるものになっていく。

負けるときは、やらないといけないことをやれなかった。やらなかったことが原因。

寄せがあまかったり、狙いがなかったり、おもいっきりがなかったりなど色々ある。

たま際の強さや守備の強さ、攻守の切り替えの早さなどもある。

いつも言っていることだが、やることやったら負けない。

前に出て、タイミングが悪くなり引っ掛けてカウンター。

多くあったプレーでもあり、やってはいけないプレーと何度もトレーニングから伝えてある。

何故?

相手の距離、角度、方向、ボールの持ち方などによって様々な場面で情報処理が必要なのだが、何も考えてないからこそ当ててしまう。

形ではなく、状況の中での判断がとても大切なことであり、「観る眼」があるのか?

育成年代なので、勝負に勝つために何するべきか?

繋ぐことが育成なのか?蹴ることが育成なのか?

何やってもこの年代は成長しかない。というのが本当のところ。

VOICEとしては、自分達のスタイルで勝負出来るように情報の共有と技術の発揮が出来るように育成している。

勝つことの確率も上がってきているので、ここ近年は全国大会や県大会でも上位に行けている。

しかし、どんなに頑張っても上には上がいる。

学年によって、ある程度の成績は残せてはいるがベスト8以上に行くためには少しの差が大きな差になってくる。

個人の技術、戦術理解もそうだが、フィジカルやスピードなど埋めれない身体的な差も正直必要。

ただ、6年になればスピード、フィジカルの差は埋まってくるので、そのタイミングを逃さずにやるためには今のうちから技術や戦術理解は必要だと思う。

意図的なプレーをするために、何が必要なのか?も個人としてもグループでも知っておかないと情報の共有しないと上では勝てない。

6年も凄く成長して、県リーグでも4試合を戦って負けてない。フジパンの代表決定も期待している。

5年はJA全農杯愛知県ベスト8で敗退。負けてしまったが、やり方のところでもう少し我々が慎重に入っていたら崩れなかった。

またまだスタッフも含めて成長できる。

4年以下は、まだまだこれからやることが多いので、少しずつだけど積み上げていく。

少しの所をどこまで拘っていくのか?

勝つ確率をあげるためには細部にどれだけ拘って、頭の中を整理していくことを今後もやっていきたい。

何となくからの脱却を図り、駆け引きを楽しめる選手育成を目指してチーム一丸となって今後も努力していきます。

多くのサポーターに応援していただけるように今後も頑張って行きます。頑張ろう!!