勝つためには

2025年5月8日

公式戦は結果が全て

勝ったものが強くて、強いものが勝つ。

公式戦に限っては、特にトーナメントだと負けたら終わりになる。

PKでも勝ちきれば次がある。その通り。

確率を上げていくためにトレーニングして技術、戦術を学んでいく。

やることやれば負けない。

これは、愛知県優勝したり東海大会や全国大会を経験して言える言葉。

適当なプレーやその場しのぎのプレーがたまたまラッキーであることはたまにある。

しかし、全国区のチームにそれは常に通用しない。

意図のないプレー1つで試合がひっくり返る。そんなのを沢山みて経験したので伝える言葉としても納得してくれる。

情報を共有するために、何を基準としていくのか?

ピッチに立った選手がそれを見て予測し判断して決断する。

その流れのなかで、ボールを持った選手が主役となる。

自らの判断のなかで責任持ったプレーをして成功させること。

場所の問題や相手の意図も含めて、しっかりと観る目をつけていくことをジュニア育成では取り組んでいく。

育成と強化は両輪であり、どちらも大切なことである。

育成だから負けてもいい。何てこともなく、勝てばいい。ということだけでもない。

昨年のチームは、終わってみたら3年から6年まで全国大会に繋がる2大会を制して愛知県のトップに立った。

プレーの質もメンタルも鍛えられて、あのような舞台に立つことができた。

今年のトップチームも県大会になかなか縁がなかったが、素晴らしい成長力を見せている。

まだまだ、伸び代があってもっとやれる年代でもあり楽しみにしている。

足りないのは、頭の整理と勝つことへのメンタル。

もっと、個人が主役となり自らの判断と責任のなかで前向きなプレーが出来てきたらもっと成長するはず。

やらされているという表現はどうなのか?分からないが、主体性のある行動でサッカー以外のところや人間性の所がもっと成長してくれたらサッカーにも影響してくるはず。

荷物の整理、物の管理、準備、片付けの速さ、回りを見て今何をするべきか?など、サッカーには関係ないことかもしれないが、そういったところから見て判断することを意識してもらいたい。

出来てないことに対して言葉で動かしたりすることも、キャプテンだけでなく気づいた選手が声かけするなど周りを見渡せることも大切。

普段の生活からも、人間性の向上や意識、考えなど変えられる。

技術、戦略的なことへの考えなどにも積極性も出てくると思うし、そういったところからも含めて勝つことにも繋がっていく。

数%のことかもしれないけど、勝つためにはそういった細部のところをやりきれる、見つけられる、気づくことが出来ないと勝てない。

全農杯、OKAYAカップ、フジパンカップと知多地区からは全て2枠という狭き門。

そこを通過しても県大会の頂きはまだまだ遠い。

1つずつ確実に上がっていけるように努力して全員で戦いましょう。