OKAYAカップ愛知県大会

2024年6月23日

6月23日(日)口論義サッカー場

対フェルボール愛知  0-3

初めての県大会で試合前の表情もいい。やってやる!っていう気持ちもしっかりと持っている。

曇りで途中から雨になったりする不安定な天候ですが、ピッチは全く関係なく試合は始まった。

フェルボール愛知が初戦であり、結構やられることも覚悟しながら腹を決めてやっていく。

怖がらずに自分達のサッカーを押し出していく。

1つの要因は、先輩たちが大きな声で声援しチャントで選手の背中を押してくれる。

スリップするグランド状況でしたが、素晴らしいコントロールとパスワーク、ドリブルの使い方などU10をこれまで見た中で最高の展開。

フェルボール相手に何度も崩してサイドを攻略して真ん中を攻略してゴールに迫った。

前半は、失点した場面以外は相手に対して危ない場面はなかったと思う。

失点の場面も攻撃に行った後のカウンターなのでシュートまでやりきることができていたら失点はなかったかもしれない。

攻撃はとても面白くて、先に先制していたらもっと相手をバタつかせることができたのかもしれない。

シュートチャンスも何度かあって、私の描いた試合は押されながら要所で踏ん張るものであったが、まさか?押し込んで行くとはとても成長を感じた。

後半最初のキックオフで、ロングフィードを落としてしまったので滑ってGKの上を越えて失点し0-2となる。

普通ならここで崩れていくのだが、この子達は前向きにゴールを目指した。

この2点で相手は落ち着いた試合をして、体力と気力を次第に我々から奪っていく。

選手を入れ替えたり、何とか保っていたが一瞬のところでスーパーゴールを決められて0-3とされる。

このゴールで勝負は決まった。

負けてしまい選手は悔しくて泣いていた。

私は負けたけど下を向く負けではない!って選手には伝えた。

対豊田AFC  0-1

相手は初戦であり、VOICEは2試合目である。前半で得点を決めに行くプランではいった。

形は良くなり、得点の匂いもしてきてフィニッシュも多くできたけど、結果無得点。

0-0のゲームで終われることはできたのだが、地区代表として西三河地区代表とのレベル差を感じることも大切であり、勝ちに行くために前に出ることをやってもらう。

途中から、体力的に厳しくなったり足を引きずった選手を交代しながらやっていき、ポジションも中で変更しながらやっていきました。

失点の場面はセンターバックが持ち出して行くなかで相手との駆け引きに負けて横パスを相手に引っ掛けたことでやってはいけない場所でやってしまった。

3年センターバックとなっていた2人には相当なプレッシャーであったと思う。

この一回のミスが勝敗に影響したけど負けた原因ではない。

このミスから成長して3年は大きくなってもらいたい。

負けた原因は得点できなかった攻撃にあった。シュートまでいくけど、ズドンって打ち込める選手が居なかった?やれなかった?

縦への推進力がもっとあれば勝てることができる。

今回の大会では、このU10の成長をとても感じることができました。

この雰囲気の中でプレーできるのは各地区で2チームだけなので、ここに来たことで色々な確認もできて次に繋がるものであった。

県大会は通常の招待試合もやトレーニングマッチなど多くの試合があるけど、1プレーに拘りをもちながら責任ある1プレーを成功させることなど強度が全く違う。

この大会で自分達のサッカーをやろうとしていたのは私は嬉しく思います。

応援に来て声を枯らすまで大声援してくれた先輩や後輩。拍手で加勢してくれた保護者などありがとうございます。

次はサーラカップ本大会がかかるJAあいち知多の大会が秋にあるが、地区チャンピオンになって2年ぶりのサーラ優勝目指してまた頑張ろう。

サーラ優勝はどうか?いきなり大きな目標もいいけど、まずは足元見つめて地区チャンピオンになろう。

相手チームのことは置いといて、自分達のサッカーがどうだったのか?

自分は何がやれたのか?もっとやれたことはなかったか?

など、各それぞれがサッカーと向き合って次に進めば流した涙が次へのスタートになればいい。

その時だけの涙は意味ないから、本当に勝ちたい!って思えたのならU10はまだまだ成長する。

成長しかないのだから、そこは私たちも楽しみにして指導していきます。

多くの応援ありがとうございます。

来週のアントラーズカップで埼玉のエクセレントフィート、東京のJACPA東京、鹿島アントラーズつくばなどと対戦予定。

今度は全国に行ったことのあるチームばかりと対戦。県大会の強度を越えた未知の世界を体験してこよう。