ジュニアサッカーに携わって30年以上が経過することになってしまった。
指導を始めた当初は、子供たちと一緒にドリブルしたりシュートしたり見本となるように指導をしてました。
指導というより見せて学ぶ感じでしたね。
次第に子供たちに勝たせたい。勝ちたい。と、自分にも欲求が出てきてどうしたら勝たせられるのか?など考えていきました。
まずは、テクニックを身につけること。
マーカー使ってドリブル沢山やって上手くなった。けど、県大会のレベルになると勝ちきれなかった。
数年後、違う学年の担当になって何かを変えよう!とポゼッションを中心にしてボールを動かすサッカーをしていく。
ある程度勝てるようになるけど、何かが足りない。
次にダイレクトパスを多く使って崩しにいくスタイルにしていく。これは、県外でも強豪チームでも通用した。
東海大会にも出場したり、ある程度の結果は出すことに繋がった。
けど、まだ何か足りない。
戦略は大まかにあってもいいけど、本質の所を拘って理解させるための言葉を使って行くと、選手がプレーについて納得してくれるようになった。
納得する知識を付けることが、サッカーの理解を深めることになり、何故?が少なくなって理解していく度に相手との駆け引きで勝てるようになった。
今のスタイルにたどり着くまでに、私も選手と共に学び考えていきました。
やはり、プレーする選手が楽しくないといけない。
楽しいとは、勝つことである。勝たないと楽しくない。
そのために努力していくのだが、何となく頑張るだけでは成長スピードは速くならない。
一つ一つを頭のなかで情報処理するなかで、優先順位や状況などゴール、仲間、相手、場所によっては、プレーを変えないといけない。
どんな言葉を使って、それらを考えさせていくのか?
そこが指導者としての見せ所です。
何言ってるのか?さっぱりわからない指導者や言葉が選手に伝わってない。自己満足の指導者が多いのも事実。
そうならないように、私も努力しどう伝えたらよいのか?常に勉強です。
言葉は魔法です。
使い方を間違えると、全く違った意味になります。
これからも、どう言葉を使って導いていくのか?
学校の先生も同じですけど、興味を引く言葉や話し方で選手を引き込んでいきたいと思います。