課題

2016年6月14日

ここ最近、守備について当たり前のことを伝えてきた。

まず、この年代でやらないといけない最も大切なボールを奪いにいくこと。
ここが、出来てないとやりたい放題に攻撃をされてしまいます。毎回このブログでも言っているが、適当な攻撃やドリブルが通用したように錯覚をしてしまう。
厳しい守備をされても通用する技術(止める・蹴る・運ぶ)を得るためにも守備は当たり前のことをさせないといけない。

知多地区も愛知県内もやはり関西・北信越の地域と比べると優しい?
球際の強さを愛知県TCでも求めていると思うが、残念ながらまだまだ弱いのが現状です。
VOICEの選手は厳しさがありすぎて、ファールと判定されることもあるが、やはり怖さがない守備ではだめだ。
人を傷つけるためにファールする他のチームの選手をたまにみかけるが、ボールを奪いに行く厳しさと傷つけるものは違う。そこもしっかりと指導者が指導しないといけない。

VOICEでもまだまた1対1の守備の厳しさは足りない。足だけ奪いに行く選手は通用しないだろう。

次は、やはりフィニッシュです。ここは、永遠の課題です。どこにトレーニングの時間を使うのか?にもよりますが、ゴールへ向かう場面やシュートまで行かせるトレーニングまたは、シュートのトレーニングも必要になります。

あれもこれもと、やりたいことが沢山ありますが、慌てずジュニア年代で必要なことを伝えて次のステージに行かせてあげられるようにしたいですね。

この年代では、攻守の切り替えの速さや連動した守備または崩す攻撃は面白いものをVOICEの選手はもっていると思います。
特に、状況判断の部分はこの年代では素晴らしいと思います。
「観る」ことから次への予測とギリギリまでボールタッチの変化が出来る選手が増えてきている。

最近は、トレーニングでも「ナイスプレー・ナイス判断」というのが多くなります。

厳しい守備があり、いい攻撃がありまた攻撃・守備の切替がある。

サッカーをさせないとサッカーにならない。

局面の連続と判断の連続がサッカーなので、そこを理解させながら指導していきたいと思います。
判断を一度でもあやまると失点に繋がり、ボールをロストしてしまいます。

選手には、ボールホルダーがボールを離す時には責任を持たせるようにしてます。
「ヘイ!」と言われて判断なくプレーすることはさせず、必ず自分の判断においてプレーすることにさせます。
この辺りも、指導者が観ながら意図も探りながらやらないといけない。全部を把握できないが、できるだけそこを注意して指導するようにしている。

最後は指導者がびっくりするような試合を場面を沢山して欲しいと思います。