ヴァンフォーレ甲府山梨遠征その2
試合の内容は、初のJ下部との対戦で浮き足だった選手も多く、戦っていない選手が数人いました。特に、守備陣の情けなさはガッカリものでした。
守備が安定性がないためにぐらついたチームはやられたい放題になり、早々に失点し幕開けで何度か崩しからフィニッシュまで行けたが、シュートの精度が悪く得点できなかった。
そんななか、中央から左に展開しイオリが決めて試合の緊張感を持たせたが、やはりミスから奪われて1対1の守備の軽さから次々と失点する。
まだまだ、私の目指すところは遠く・・・。当たり前のことが出来ない。徹底的な意識改革とサッカーを競技として理解させないと体だけ大きくなり何も出来ないまま次に行くことはさせては行けない!!
パスについても、ヴァンフォーレの選手は責任感を持って丁寧に確実に繋いでいる。クレスクの選手は、ボールに足があたり角度を変えただけ?質は?相手の状況まで感じてパスをしていない。
弱いボールにはどうする?パスカットされている!
このとき、同時に2つのミスを犯したことになる。
1.パススピードの問題・・・出し手
2.ボールに寄らない問題・・・受け手
2つ同時にミスをすれば、当たり前だがロストだな。どちらかフォローしてれば失わずに済んだ可能性が大きい。
言われてみるとそうか!と思うが試合のなかで何となく基準や曖昧であったり、プレーの優先順位など理解しないといけない。
時間?得点差?場所?他にも状況のなかで今やるべきことを早く判断しアクションを起こせるプレイヤーにしないと・・・。時間がないがコツコツやらねば!
ジュニア年代の環境や指導でも、足元の技術は確かに必要だが、サッカーという競技のなかでは技術・戦術はバランスよく指導しないといけない。
相手があり、いくつかの選択肢を持つには周りをみて状況の理解と判断しないといけない。いつ見るの?今でしょう!!←違うよね。古い?
もっと前に判断しないと遅い。よくあったのが、奪ってからパスの選択のために頭をふって考えている1秒~2秒の間に奪い返されている?せっかく奪ったのにまた守備です。守備の汗は辛いよね。
今から暑くなるので、より責任感を持ってプレーし攻撃の汗を沢山かいて勝利出来るようにしましょう。
サッカーは、一人ではない!!分かっているけど理解出来てない選手は沢山います。
夏休みまで、関西リーグのチームや県トップリーグ・またJ下部とも組んでいますので、逞しくなってまたヴァンフォーレ甲府のコーチに成長した姿をみせよう。
今回、ヴァンフォーレ甲府と言うことは、あの現役Jリーガーがわざわざ激励に来てくれました。
阿部翔平選手です。サプライズ登場でした。