当たり前のこと
先日、サッカーの雑談の中でVOICEの拘りは?やはりパスですか?と聞かれたことがあった。
スタイル的にはドリブルではないよね。だからといって、すべてがパスでもない。
今の状況がどうなっているのか?場所は?相手人数は?場所によってはチャレンジも必要だし、逆にセーフティーなプレーの選択もしないといけないこともある。
ポゼッションは、拘りはあるのは確かです。が、パスをするのか?ドリブル?シュート?は、ボール保持者が責任をもって決めることです。
そのためのサポートにはやはり拘らないとね。ボールを保持してる選手はやれることは限られてます。選択肢を増やしてあげられるのは誰なのか?
局面での一瞬の判断の連続が常にベストなら最高だがサッカーはミス(判断・テクニック)があり面白い。そのミスをどうやって修正するのか?これも考える力がなければ上手くいかない。
パス?ドリブル?シュート?得点を奪うための方法は何が今一番いいのか?考えたプレーを常にさせたいと思います。
当然、その前に原理・原則とプレーの優先順位はあります。が、ジュニア年代でそこも知らない選手もまだまだ沢山います。何となくプレーして間違ってないけど・・・。この繰り返しが私に言わせると適当なプレーとなり、同じ絵を描けない選手となるわけです。
ジュニアユースもU13を担当しながら始動し2ヶ月が過ぎます。怪我人も戻り、再スタートとなります。個々の努力もあり、チームとして急成長しており、選手も感じてくれていると思います。
珍しくこの学年は、サイズがあるので空中戦もプラスし2年後に旋風を巻き起こせるように頑張らせたいね。
ジュニア・ジュニアユースともに当たり前のことを当たり前にできることは言葉で言えば簡単なのだが、色々な状況があり多くの選択肢の中で瞬時に考えなければいけません。だからサッカーは奥が深いし楽しいです。
私たち指導者が子供たちに何をしてあげられているのか?そこが、チームの価値であると思います。
プロだろうが、ボランティアだろうが関係なく、選手と向き合う指導者として当たり前のことを指導してあげたいと今後も思います。