戦い方の違い

2017年6月23日

先日のチビリン県大会は、地区を勝ち上がった16チームによるトーナメントによって争われた。

リーグ文化の中で、トーナメントというのは新鮮です。戦い方も引き分けPK狙いの勝ち上がるための方法もあり先制点が威力を発揮します。

リーグ戦だと、敢えて引き分けOKで得失点差に持ち込むやり方もあるでしょうし、下克上が起きやすいのはトーナメントの方がスリルはありますね。

今回も、戦い方や時間帯などでスタイルを崩さないと行けない状態になるチームも見えて、選手サイドよりも指導者サイドの戦略や駆け引きも大切になる。

県大会で勝とうとするならまずは得点も大切だが失点しない守備の整備は必ず必要で、1つのミスで失点するようなチームだと勝てない。
私は、同時に2つのミスが起こったときに失点すると選手に伝えることがある。
パスカットなどがいい例でパスが弱くて取られた場合は、出し手がパススピードが強ければ取られないし、受け手がボールに寄ってれば取られなかったはず。同時にパスが弱くて寄らない!となれば奪われるわけで、チャレンジ・カバーも同じことになる。

地区での戦い方はまた違いますが、ここではやめときます(笑)
トーナメントとリーグ戦や県大会と地区での戦い方は私は変えてます。
だからといって、スタイルを変えているわけではありません。VOICEサッカーは、どちらも同じです。

私はどちらかと言えば、リーグ戦よりもトーナメントの方が好きですね。最後の決着であるPKまであると勝っても負けても納得いくし、得失点で10点取れば勝ちなんてのは正直いらない。
でも、リーグ戦はリーグ戦で戦い方の所も必要です。長いリーグになればコンディションやけが人などのアクシデントにも対応しないといけない。

リーグ戦もトーナメントもチームとしても武器や戦力によって戦略的にゲームを、進めていくのかは指導者として毎回勉強です。
今回のチビリン県大会は、2戦とも先制されても苦しい展開からの逆転勝利でした。
選手もPKがあるからそこ最低限の同点までいこうというモチベーションがプラスに働いたと思います。
同じ1試合の勝ち上がり方にも、いろんな影響がありますが、チームとしてやるべきことをしっかりやらせて戦っていきたいとおもいます。