守備

2016年6月3日

先日、トレセンの研修があり参加しました。
2種・3種・4種の指導者で各地区のトレセン指導者が集まり指導実践が行われました。

この時は、ボールを奪うテクニックや体の使い方など今までなかった部分でしたので参考になりました。

W-UP・トレ1・トレ2と進む中で、何か違和感があった。マンマークでのトレーニングでは、複数の選手が絡む中でマンマークし背後を取られないことやパスカットすることなど求めていた。
グループになるとチャレンジ&カバーの意識も出てきてボールに行くとマークを外してしまう。
トレーニングの意図を選手に強く伝えていかないと何のトレーニングか?になる。

ボールを奪うところでは、間合いを詰めて相手が抜きにきた所に体を入れて奪うテクニックのところをクローズアップしていた。そこは凄く参考になりましたが、ここでも違和感があった。抜かれる所の前に奪いに行かないのか?クローズアップするところを強調しすぎると積極的なボールへのチャレンジしないのではないのか?VOICEでは、ボールを奪いに行くことを常にやらせているので何か腑に落ちない。
インストラクターの先生にも聞きながら最後は納得したのだが、このトレーニングは、相手との距離(間合い)を感じてもらい、前にも行けるし背後へのカバーもできる所に立つというものである。と聞き納得でした。
球際の強さを求めるならボールに行かないと強くならない。怖い守備があり、1対1の守備が強くならないと攻撃はできない。

この前のチビリン地区予選でも、5試合で40得点2失点であったが、いい守備からいい攻撃が多く生まれていた。
高学年もよりハイプレスで強い守備を求めています。その中で素早く正確なプレーすることで速い攻撃が生きてくるのです。

強いチームは必ず守備が強いです。優先順位やバランスをとることやカバーの能力・予測すること・準備など今何をしないといけないのか?を感じることができない選手はスタメンにはいないだろうな。

適当な攻撃は、素早く寄せられると何もできない選手が多いです。フリーだとドリブルテクニックがあってもハイプレスでは出来なかったり・・・。
いい攻撃やテクニックもここに繋がり、裏と表の両面の相乗効果がありますので、今後も攻撃・守備共にトレーニングしていきたいと思います。