からかい

2016年4月7日

いじめとは?
被害者側が、いじめと感じたらそうなる。主観的な感覚であると思う。
最初はからかっていたつもりが、言ったことに対して反抗するとコノヤローと言い返し、心のデビルが現れて叩きにかかる。
すると、エスカレートして仲間も加わり次第に悪いという感覚が麻痺して酷いことを言い放つ。
被害者側は、耐えられずに泣き出していじめとなる。

よくあるパターンである。が、事が大きくなってからしまったと後悔する。
最初は憎くてやることではない。じゃれていたこと!が、からかっていたつもりが・・・。
子供だけの話ではないですよね。

LINEのイジメやネットがらみの掲示板などにもあたります。
特に、インターネットの世界は、不特定多数の名乗らない知らない世界で色々なことが起こります。
保護者同士のLINEグループなどでも以前保護者からあまりいい感じがしない。と聞いたことがある。見せてもらったことはないが、入らないと仲間はずれになるなど一般の方々もこう言ったことは普通にありますよね。

選手達も色々聞くと、全く知らない方とLINEしている奴もいたり、グループ内で調子に乗って変なことを打ち込んだりということも聞きます。

また、メールでも文章に感情はないからどちらにもとれるためネガティブに捉えてしまうこともあったり、誤解されたりすることもあるでしょう。

サッカーを通して健全な青少年の育成を社会性を高めて行くことも我々の使命でもある。あいさつ・物の管理など保護者が教えないと行けないことが出来てない。のではなく、保護者と協力しながら伝えて互いに情報の共有をすることが出来れば最高です。しかし、学年が上がるたびに少しずつこちらへの依存度が増してきます。思春期の中学生になると余計ですね。

私は、イジメをする加害者は1番ダメだと思います。が、イジメの最初はそんなことくらい・・・。から始まるんですよ。色々なことが絡みあい発展するんです。だから、被害者側にも何か原因はあり、一方的なことはないと思います。あとは、程度の問題です。
些細なことが原因で仲間が傷付き辞めていくことになったら、加害者はチームに対してどう責任をとるのか?多分、しまった!言うんじゃなかった!と後悔することしかないのではないかな?

子供・大人でも学校でも会社や社会どこでもあるあるなことです。リスペクトすること。認めてあげること。サッカーやるチームメイトでなく心の繋がった仲間を作って欲しいね。
どこのチームでも起こりうることですが、我々指導者はそんなことも注意しなければいけないし、対応しないといけない。サッカーだけ教えていればいいということではないのだが、だからと言ってそこに時間もかけたくない。

終わったときに、素晴らしい仲間と出会えたと思えたらいいのではないかな?山あり谷ありでぶつかり合い、色々なことがあってチームも団結力を高めていくと思います。
最後はどうなるのか?私は最後まで見守っていきたいと思います。