判断と技術

2015年7月27日

夏休みに入ってから各カテゴリー交流戦・大会・遠征と忙しい毎日を過ごしています。
岐阜県・大阪府・三重県・岡山県・岐阜県とまだ夏休みも一週間だが、沢山の経験はしてきたな。

どのカテゴリーも感じることは、不用意なプレーからピンチが訪れていることに気づいていないのか?同じことを繰り返す選手が多いこと。話をしてその時は、いい返事なのだが・・・。ハイプレスがかかると判断は?離すパスや強引なドリブルで奪われる?または、クリアー?成長はないね。
チームの中の自分であれば色を出すこともいいだろうが、チームを無視したわがまま?は迷惑でしかない。

選手には伝えるが、自陣で仕掛けるドリブルが必要なのか?リスクは考えないといけない。サッカーの試合をするのだか1on1をするのではない。ひとりの保持する時間が長くなれば、他の空いていた選手さえマークされ出しどころが無くなる。当たり前のことが出来ないと、挙げ句の果てにはフォローがない!と言う始末?早くプレーしない君が悪いと私はいつも叱ることが多いです。

時間とスペースが限られている現代サッカーでは、早い判断と正確なプレーが出来ないと次に進めない。早い判断するにはどうしたらよいのか?状況を観る。何を観る?いつ観る?そして何に拘るのか?
技術では、特に判断を伴ったファーストタッチを心掛けて欲しい。何となく止めたり、ボールの持ち方は?置く場所は?ここでも頭を使わないといけないね。相手がいる競技だからね。

いくら技術があっても状況にあわないといいプレーとはならない。特にチームとしての約束事や共有しないといけないところでは尚更です。ドリブルでもパスでも方法論はいくつかあるが、自己満足ではいけない。
あと、ボールを保持していない選手の関わりは重要です。ボール保持のためもあるしパスコースがあるためにドリブルも生きる。この辺りもサボらずにハードワークして常に関わり続けて欲しい。

ジュニアでもジュニアユースでもミスしたあとの頑張りは・・・。ランニングの選手が多いこと。
局面を成功させ、30m前進することに体力を使うのか?失敗し30m守備に体力を使うのか?はボール保持者の責任です。判断ミス・技術ミスはサッカーだから沢山あるが、だから許されるものではない。仕方ないのではない。トレーニングやアップから失敗の要因を作らないように取り組んで欲しいと思います。